6ヶ月の「あーしたい、こーしたい」のキャッチボールの末に出来上がった門柱
しっかりと時間をかけて打合せを重ねてたどりついたオンリーワンデザイン門柱の施工例です。
- 施工タイプArray
「も―失敗したくない」とのお客様の悩み
6ヶ月に及ぶ「あーしたい、こーしたい」のキャッチボールの末出来上がりました。
O様から声をかけて頂いたのは昨年の5月
伺うと既に外構は出来ていて、庭の何をどうしたいという要望なのかな?と思い打合せがはじまりました。
第一声は「あの塀は壊して新しくしたいのです。」との事。
前の業者さんが、色や納まり等の確認を曖昧のまま、作業を進めてしまい仕上がりもイメージと違った物語出来上がってしまったとの事。
上の写真は既に壊されていた、以前の塀と門柱。
仕事から帰ってくる度に、嫌な思いが甦るので、壊してやり直したい。
「もう失敗したくない」
という思いで私に声をかけてくれました。
「お互い妥協しないでやりましょう」
がスタートの言葉
「徹底的にやりますから」
徹底的?何を?と聞かれますが、満足の行く、デザインになるまで何十回でも図面は書き直しですね。
打合せの度にイメージ、要望を聞いて資料収集、レンガ、タイルも全て現物サンプルを取り寄せて確認。
外構工事、エクステリアの業者がよく使う言葉「こだわりのデザイン」どんな意味があるのでしょうか?
商品情報等をお客様と共有せずに、既製品のブロック等を積んでちょっと形を変える。
ユニット式の機能門柱を「これいーですよ。いーですよ。」といって設置する。
ちょっと、おしゃれな既製品のポスト等を付けただけで「おしゃれになりました。」と自画自賛する
業者もいます。
全て「自分たち都合なのでは?」と私は思います。
お客様を納得ではなく説得して、自分達の判断基準ですすめて着工。
出来上がったらこんなハズでは・・・・と今回の様なお客様もいらっしゃいます。
だからこそ、打合せの積み重ねが大切だと私は思っています。
以下のイメージは打合せの度に提案、修正してを重ねたイメージです。
パソコンを持ち込んでお客様の前でイメージや素材を修正しながら理想の
スタイルに辿りつくまで、何回も何回も書き直します。
繰り返しが大切な訳
こういった時間はとても大切で、今まで街の中を車で走っていても目に入ってこなかった
庭やエクステリアの塀や門柱が目に入って来るようになります。
そーすると、あんな感じが良いとか、あんな色使いが良いとか。
どんどん、お客さまから細かな要望が出て来るのです。
こーなると、一気にデザインイメージが加速します。
今度は高さや幅を詳細に詰めていきます。
配置する女性の伸長をお客様と同じ身長で設定して、出来上がった時の見え方の確認をします。
この段階で5㎝単位での確認作業を行いました。
そして、これが出来上がったオリジナルデザイン門柱
デザイナーは私ではなくお客様です。
満足の行く庭・エクステリアの為に徹底的なキャッチボール。
ここが当社が一番大切にしていることです。