門やアプローチを考える時のヒント(形態と床材編)

前回は門やアプローチの種類とデザインパターン、門扉等の寸法と設置についての基本的な考え方や基礎知識をご紹介しました。

今回は門構えの向きとアプローチ形態、床材の種類と基礎知識についてです。

施工タイプ設計~施工完了

外構・エクスエテリアをお考えになる時多くの方はまず始めに、門やアプローチといった場所をお考えになるのでは無いでしょうか。

そして、いざっとなると「専門用語等が出てきて・・・・」といきなり、つまずいてしまう。

そんな、お客様の声を沢山聞いてきました。

今回は、門やアプローチを考える時の基礎知識や専門用語の解説をご紹介してまいります。

 

前回は門やアプローチの種類とデザインパターン、門扉等の寸法と設置についての基本的な考え方や基礎知識をご紹介しました。

今回は門構えの向きとアプローチ形態、床材の種類と基礎知識についてです。

 

門構えの向きとアプローチ形態

正面入り(I型)

もっとも一般的な形態です。植栽や通路幅で変化をもたせましょう。

 

正面入りオープン(R型)

視界に変化を感じさせ、大らかなアプローチ空間を演出できます。

 

斜め入りオープン(L型)

視界に変化を感じさせ、大らかなアプローチ空間を演出できます。

 

直角入り(L型)

視界に変化をもたらし、駐車スペースからのアプローチなどに応用できます。

 

斜め入りオープン(S型)

アプローチに方向性を与え、視界に変化をもたらします。

 

斜め入りオープン(U型)

門の向きをふって、ゆるやかなカーブを描くアプローチは、オープンとはいえ庭のプライバシーを守ることができます。

 

床材の種類と基礎知識

一口にアプローチと言っても使う床材で趣が変わってきます。

ここでは、床材の種類についてご紹介します。

 

レンガ

時が経つにつれ、角が欠けたり苔むしたりと、自然とともに風化していき、次第に庭の草木に溶け込んでいくのが大きな魅力です

この素材のポイント

レンガは用途によって『敷きレンガ』と『積みレンガ』に大別され、品揃えが充実しています。特に床面に貼る場合は、レンガの置き方ひとつで方向性が出てくるので注意が必要です。

 

タイル

材料は土ですが、採掘する層や調合バランス、焼成温度、方法によって様々な表情を持っています。大きくは、焼成温度によって陶器質、せっ器質、磁器質に分けられます。

この素材のポイント

ガレージに使う場合は、荷重性を、歩行頻度が高いアプローチなら雨に濡れたときにも、滑りにくいかどうかなどの安全性に配慮が必要です。

 

自然界から贈られた素材なので、木材と同様、時の流れとともに風化し、庭と一緒に年をとる・・・。そんな趣を表現してくれます。

この素材のポイント

屋外には強度のある花崗岩(御影石)や安山岩・粘板岩が適しています。石英岩や石灰岩、砂岩なども色見が多く、洋風の庭によく合います。

 

インターロッキング

コンクリートで出来た透水性のある舗装材。形状や耐久性により様々な種類があります。強度に非常に優れ、使い勝手が豊富です。

 

この素材のポイント

一般歩道から公園のパブリックスペース、遊歩道、住宅まわり、ガレージと幅広いシーンに対応できる石畳感覚のデザインを持っています。

 

洗い出し

砂利を敷き、樹脂やコンクリートで固めた床です。アプローチや車庫床に適しています。

この素材のポイント

表面に凸凹が残るので滑りにくく、樹脂系の洗い出しなら、タイヤの後も目立ちにくいので、以前から多用されてきました。

 

枕木敷き

最近では洗い出しやレンガとのコーディネートする方法が多くなりました。使い勝手が良く、絶妙な存在感と楽しさが演出できます。

この素材のポイント

比較的安価で、目地に地被植物を入れたりと植栽とのバランスも最適です。

 

土間コンクリート打ち

地面をコンクリートで固めてしまう、一番安価な仕上げ方法です。タイヤ跡が気になるという方は避けたほうがよいでしょう。

この素材のポイント

コテやハケの使い方で、さまざまな表面仕上げが可能です。塗料を混ぜたカラーコンクリートなら、明るいガレージやアプローチが演出できます。

 

素材だけでなくデザインにもこだわりたい

同じ素材を使ってもデザインで印象は大きく違ってきます。

デザイン的には大きく分けて2タイプの張り方があります。1つは大きさと形を整えた床材を規則正しく貼る方法。もうひとつはさまざまな色かたちの床材をとりどりに貼る方法です。

それぞれに味わいと個性がありますので、よく検討してお選びください。

 

床仕上げを選ぶ際の注意

玄関までのアプローチでは、暗い夜間や両手が荷物でふさがっているときなどに足元を確認しにくく、わずかな段差でもつまづく心配があります。

凸凹のない仕上げで、歩きやすさと安全性に十分配慮してください。

床材を選ぶときは、雨などで濡れたときに滑りにくいものを目安にするとよいでしょう。

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